俳優やモデル、ミュージシャンとして成功すのは、良い事ばかりじゃない。
応援してくれるファンの中には、愛情が暴走して、とんでもない狂気のプレゼントを贈り付けてくるヤバい奴も…
あなたが想像の斜め上を行く「実際に有名人が受け取った不気味なプレゼント」に関する怖い話を紹介しよう。
人間って怖い…
人怖プレゼント① 耳
映画「スーサイド・スクワッド」のジョーカー役でも知られる人気俳優でミュージシャンのジャレッド・レトに送られたプレゼントは、まさに衝撃的。
2013年に行われたインタビューの中で「これまでプレゼントで貰った一番奇妙なものは?」と聞かれ、こう答えた。
「耳を切り落として送りつけてきたヤツがいたよ。耳を丸ごとだぜ。ゴッホみたいだろ」
しかも、一緒に添えられたメモには「あなた聞いてる?」と書かれていたとか…
さすがのジャレッド・レトも、この贈り物には恐怖したが、送り主が誰だったのかはわからなかったと言う。
人怖プレゼント② ウサギの死体
世界的に成功を収めたミュージシャンのもとには、膨大な量のプレゼントが届く。
これまでにアルバムが4000万枚以上のセールスを記録したアヴリル・ラヴィーンは、日本人のファンも多い。
あるインタビューで「これまでに貰った一番奇妙なプレゼント」について質問を受けたアヴリルは…
「ニューアルバムをPRするツアーを行っていた時、受け取ったプレゼントの中にウサギの死体が入っていたの。手紙が入ってなかったから、意味が全く分からなかったわ」
ウサギは幸運を呼ぶと言われているが、ポジティブな意味でのウサギの死体だったのかは…
人怖プレゼント③ 豊胸用シリコン
大ヒットドラマ「ウォーキング・デッド」にダリル役で出演しているノーマン・リーダスの元には、ちょっと有り得ないプレゼントが次々に届いている。
それは胸を大きくする豊胸手術で使用するシリコン。
誰の胸の中に入っていたのかわからないシリコンのインパクトは強烈だが、ノーマン・リーダスは怖がるどころか、それをスマホスタンドとして愛用しているのだ。
「俺が落ち込んでるのを励まそうとして贈ってくれたんだよ」
このエピソードがファンの間で話題になると、彼のもとには次々と豊胸用シリコンが届き始め、中には宝石箱の中に入ったものもあったとか…
※ドッキリくらうノーマン・リーダス
人怖プレゼント④ 人毛入りケーキ
2010年代以降の音楽界で最も成功したアーティストと言えば、イギリス出身のエド・シーラン。
かつてはファンからプレゼントされたお菓子なども普通に食べていたのだが、ある一件がきっかけとなって、食料品の差し入れを警戒するようになったと言う。
ある時、エド・シーランがファンからケーキの差し入れをもらった。 彼は、そのケーキをパクっと食べたのだが、何かおかしい…
なんと、そのケーキの中には女性の髪の毛が入っていたのだ。
「憧れのエド・シーランに食べられたい」という倒錯した愛情が生んだ人毛ケーキを食わされるなんて、人気者もつらい…
人怖プレゼント⑤ 凍ったサメ
イケメン3人兄弟のポップバンドで2000年代にブレイクしたジョナス・ブラザーズには、愛情が空回りして問題を起こすほど熱狂的な頭のおかしいファンも多かった。
ジョナス・ブラザーズがツアーを行っていた時のこと、宿泊先のホテルの部屋に戻ると、不法侵入したファンが置いていったプレゼントがあった。
なんとそれは、冷凍保存されたサメの赤ちゃんだった。
謎のファンは丁寧に「これは死んだサメです」とメモ書きも残していた。
兄弟たちは、凍ったサメの赤ちゃんが何を意味しているのか、ファンは何を期待しているのか、全く理解出来なかったと言う。
人怖プレゼント⑥ 体液
人気の海外ドラマ「ルシファー」などにも出演するカナダ出身の女優トリシア・エルファーの元に届いた贈り物も、うんざりするほど気持ちが悪い。
トリシアがファンレターを読んでいた時のこと。 一通の封筒から何かが落ちた。
見るとそれは男性、女性、子供が写った写真と、白い液体が詰まった注射器…同封されていた手紙には「今すぐに私と家族になろう」と書かれていた。
注射器の白い液体は送り主の精液だったので、トリシアは喜ぶどころから恐怖に駆られて警察へ通報。
送り主の捜査が行われたが、身元の特定には至らなかった。
人怖プレゼント⑦ 血で書いた手紙
韓国の男性アイドルグループ2PMは、ワイルドなイメージで若い女性ファンの支持を集めた。
そんな2PMの、メンバーのテギョン宛に1通のファンレターが届いた。
その手紙に書かれていた文字は、全てが真っ赤。
なんと、それは全て女性の経血で書かれていたのだ… そして「私の血をあなたに捧げる」「あなたは私なしでは生きていけない」など、妄想めいた文面が綴られていた。
人怖プレゼント ⑧赤ちゃん
1970年代、アメリカで人気のカントリーミュージックでヒットを連発した女性歌手ドリー・パートン。
ちょうどシングル曲「ジョリーン」が大ヒットしていた頃、彼女は自宅前に、ダンボール箱が置かれているのを発見した。
開けてみると、なんと箱の中身は生まれたばかりの赤ちゃんだったのだ。
一緒に入っていた手紙には、こう書かれていた。
「この子の名前はジョリーンです。あなたに貰ってほしいんです」
ドリー・パートンはすぐに通報し、係員が駆けつけるまで、赤ん坊の世話をしていたと語った。
母親の調査は行われなかったが、その後、ジョリーンと名付けられた赤ん坊がどうなったのかは…