日本のタカラ(現タカラトミー)から販売された変形ロボット玩具「トランスフォーマー」は、世界中で展開され、多くの子供を魅了した元祖Cool Japanコンテンツ。
あのスティーブン・スピルバーグの子供がトランスフォーマーのオモチャで遊んでいたことをきっかけに、2007年にはハリウッドで映画化されたのも有名な話。
そして、南米のボリビアで建築業を営むサンティアゴ・クラタさんも、子供の頃トランスフォーマーに夢中になった一人。
そんなサンティアゴさんは、驚くべきことに、大好きだった「トランスフォーマー」をモチーフにした、まるで巨大ロボットの如き建造物をバンバン建築しているそうなんです!!!
アニヲタ過ぎる売れっ子建築家
アニメ好きのまま大人になって、超ブッ飛んだトランスフォーマー御殿を手がけた男が話題となっています。
34歳のボリビア人サンティアゴさんは、子供の頃に放送されていた「トランスフォーマー」のアニメに夢中になりました。
やがて、16歳のころから父親の仕事の手伝いで、建築現場で働き出したサンティアゴさんは、設計などの技術を学び、建築士としてデビュー。
そして、幼いころに夢中になったアニメや映画をモチーフにした、個性的な家を次々と手がけ、今や以来の絶えない売れっ子建築士に!!
そんなサンティアゴさんのこだわりが爆発したトランスフォーマー御殿がこちら!!
今にもロボットに変形して戦い出しそうな錯覚を覚えるほど、ブッ飛んだデザインは、「トランスフォーマー」に登場する「センチネルプライム」と言うキャラクターをモチーフにしているそうで、赤、青、シルバーの派手なカラーでロボットフェイスを表現。
また外装だけでなく、内装にも細部までこだわり、ドアやインテリアのいたるところにトランスフォーマーのロゴがバッチリ。
「私は小さな頃からスーパーヒーローやロボットのコミック、映画の大ファンなんです。
これまでに見てきた作品から、建築デザインのアイデアが湧いてくるんですよ!!!」
ただ、こちらはあくまで依頼を受けてサンティアゴさんがデザイン、設計した他人の家。
このようなトランスフォーマー御殿を他にも3件ほど手がけたそうなので、ボリビア人のトランスフォーマー好きも侮れないのでしょうね。
アイアンマン御殿も完成間近!?
サンティアゴさんの手掛ける独創的な建築物は話題となり、「目立つ建物はサントスに任せろ!!」と、今ではショップやギャラリーなどの設計依頼もバンバン舞い込んでいるんだとか。
そんな新進気鋭過ぎるサンティアゴさんは、目下、大人気アメコミ作品「アイアンマン」をテーマにした建物のプロジェクトを進めているそうで、今年中には完成予定とのこと。
「私はクライアントに必ず伝えます。『同じアイデアは二度と使わない』ってね」
「自分もアニメ作品モチーフの家に住みたい!!」って人は、ボリビアのサンティアゴさんにご相談ください。
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