ここ数年、日本国内でも眉毛を書く手間を省けるアートメイクが注目されています。
アートメイクとは、肌の表面に色素を注入して眉毛を書く施術のこと。
タトゥーや刺青ほど肌深くに色素を入れないため、数年経てば徐々に色が落ちていくのが売り文句になっています。
しかし、アートメイクと言っても時間とともに完全に消えるわけではないので、一度書いたら後戻りできず後悔する女性も増えてるそうです…
眉毛のアートメイク失敗談
オーストラリアのシドニーに住む42歳のキム・リーさんは、今から2年前に永遠の眉毛を手に入れました。
つまり、眉毛にアートメイクを施したのです。
これで、毎朝時間をかけて眉毛を書く必要もなく、汗で消えてしまうこともないので、メイクの悩みが減るのかと思いきや…
結果的に、この選択はキムさんにとって大失敗。
「もう最初からアートメイクで入れた眉毛の形が大嫌いだったの。出来ることならやり直したかったけど、それが怖いところよね」
鏡を見れば常に納得のいかない眉毛が映る事に苛立ちが募る日々…
ついにキムさんは、一生付き合っていくつもりで入れた眉毛と2年で別れを決意。
つい先日、レーザーによる眉毛の除去手術を決行したのでした。
「タトゥーの形を整えようと手を加えれば、眉毛は太くなってしまうでしょ?だから一回全部消して、スタート地点に戻ろうと決めたわけ。でも、レーザーをあてている時は、肌が焼け焦げるような感じなのよ」
アートメイクをレーザーで消すのは大変
軽い気持ちで入れたものだから、お手軽に消せるかと思ったら大間違い。
機械の種類にもよりますが、アートメイクをレーザーで除去すると熱で肌は焼けてしまい、水ぶくれも出来てしまうことも…
「以前も私の眉毛は多くなかったけど、今は全滅ね…だから、毎朝眉毛を描くだけで10分はかかるのよ」
近年、オーストラリアでは、アートメイクで眉毛を書く人、レーザーで除去する人、それぞれ増加していてビッグビジネスになっているそうです。
そのため、安いレーザー除去マシーンを購入して、特別なトレーニングも積んでいない素人同然のセラピストが顧客の施術を行うようなサービスも増え、トラブルに発展することも少なくないとか…