ハロウィンや13日の金曜日のような、年に何回かある「不吉な日」に普通のお酒を飲むのも味気ないですよね?
せっかくなら悪霊や地縛霊をグイグイ引き寄せるような、忌まわしい酒で悪酔いするのが、真のオカルト好きじゃないでしょうか?
なんと、イギリスでは「心霊現象が多発する村で生産された原材料を使い魔女が呪いをかけたお酒」の発売が開始されたとか…
不吉過ぎる酒が誕生
いかにも身体に悪そうな毒々しい緑色の液体…
こちらは、イギリスで販売が開始された酒で、その名も「エビル・スピリット・ジン」。
見た目の禍々しさだけでなく、お酒の生産方法も曰く付き。
まず、原材料には「イギリスで最も不吉な村」として知られるケント州プラックリー村の農地で収穫されたミントやリンゴを使用。
プラックリー村は、人口800人ほどの小さな村なんですが、引くほど幽霊が出ると評判で、夜になると幽霊見たさに見物客が集まってくるほどの呪われた地…
「エビル・スピリット・ジン」に原材料を提供した農家のヘレン・ベアードさんによれば「ここの村で生産した農産物には、不気味な魂が宿っているんです」とのこと。
日本で言えば、杉沢村で収穫されたお米から日本酒を造るようなものでしょうか…
そして、この「エビル・スピリット・ジン」には不吉なもう一手間が…
ベテラン魔女が呪いをかけた酒
この呪われた原材料を使用して醸造された、アルコール度数40%のジンにもう一手間。
この道20年のベテラン、ジュリアン”白髪の魔女”ホワイトさんが、今年10月の満月の夜に呪いを込めたそうなんです。
「このお酒は…飲んだ者に欲望を叶える力を与えるでしょう…例え悪しき望みであっても…」
よくわからないけど「エビル・スピリット・ジン」を飲めば、呪いの力が体中に漲って、魔族の一員になるのも夢ではないのかも知れません。
ボトルのラベルには「イギリス最恐の村の不吉な食材を使用しています」との注意書きも…
「オカルトも酒も好き!!!」って人には、まさに究極の嗜好品であることは間違いありません。
が、残念ながら「エビル・スピリット・ジン」は販売開始と共にソールドアウト。
現在では購入することが出来ません。
いつかは「邪悪な美味しさ」と言われる緑の液体を飲み干してみたいものであります…