ジンバブエ共和国の都市エプワースに住む43歳のウィリアム・マスヴィヌさんは現在無職。
ですが、ウィリアムさんは毎年開催されている、ある種の全国大会で、これまでに4度の優勝を果たしている凄いお方なんです。
ウィリアムさんこそ、ジンバブエで毎年開催されているブサイクNo.1を決定するブサイクコンテストでこれまでに4回優勝。
名実ともにジンバブエを代表するブサイクな上に、次は世界のトップブサイクを目指して闘志を燃やしているとか…
ジンバブエの国民的ブサイク王者
前代未聞のハイパーインフレで1兆ドル札が出回ったり、軍のクーデターで大統領が失脚するなど、何かと仰天ニュースの多いジンバブエ。
43歳のウィリアム・マスヴィヌさんは、ブサイクNo.1を決定する「Mrブサイクコンテスト」でこれまでに4回も王者に輝いた、まさに国民的ブサイク男。
「今年の大会では準備に時間を賭けたし、トロフィーを取り戻すことが出来て満足しているよ。ジンバブエ1のブサイクとして、誰も私にはかなわないだろうね。次の目標は国外に私のブサイクを知らしめることだよ。ブサイク世界大会では、きっとジンバブエに王冠を持ち帰るよ」
現在、ウィリアムさんは失業中ですが、来年に南アフリカで開かれるブサイクコンテストの世界大会にも出場予定なんだとか。
ただ気がかりなことも…
ジンバブエ国内では、ウィリアムさんがブサイク王者を独占していることに対して反感を抱く人達も…
ブサイク独占禁止?
「Mrブサイクコンテスト」では、優勝者に対して賞金が日本円で約5万円と牛が1頭与えられます。
これはジンバブエの平均月収を上回る金額なので、これまで4度も優勝してきたウィリアムさんには「もう出場禁止にしろ!!」と反感を持つ人達も出てきたとのこと。
ウィリアムさんの王者独占に対する抗議集会が計画されたり、来年は出場できないように大会の規約を変えるよう訴える動きが広まっています。
「私は人一倍不細工になる努力をしているよ。だから来年も必ず優勝を狙うよ」
誰よりもブサイクであることに誇りを持ち、人生をかけてブサイク道を邁進するウィリアムさん。
果たして、世界のトップブサイクの栄冠を掴むことは出来るのか!?