怖い未解決事件「女子大生2人組が留学先のジャングルで謎の失踪…」

不可解な失踪事件に残る謎

不審点1 緊急通報

携帯電話の履歴を調べると、失踪当日から4日間の間に、パナマとオランダの緊急通報へ77回も電話をかけようとしていたことが明らかになった。

最初の緊急通報は、二人が散歩へ出かけてからほんの数時間後。

しかし、木の生い茂る密林には電波が届かず、二人の助けは届かなかった。

不審点2 暗証番号入力の失敗

また、4月6日には、クリスの携帯電話が何度も暗証番号入力に失敗していたことが明らかになった。

本人が暗証番号入力を何度も間違えるとは考え難い…

この時、2人は誰か別の人物と行動をともにしていて、その謎の人物が、何らかの理由で携帯のロックを解除しようと試みたのか?

 

不審点3 真夜中の写真

カメラの写真からも不審な点が見つかった。

最初に撮影されたのは、2人が散歩に出かけた直後の自撮り写真で、異変が起きるような不審な点はない。

しかし、2枚目以降の写真は、4月8日の午前1時から4時にかけて暗闇の中で大量に撮影されたもの。

その中には岩の上に二人の所持品を並べて撮影した画像、こめかみから血を流すクリスの頭部を撮影した画像も見つかった…

それらの写真は、一体、誰が撮影したのか?

恐らく、ジャングルの中で2人に何か想定外の事態が起きたことは間違いない。

だが、そこから2人の行方を示す手掛かりは見つからず、捜索は次第に規模が縮小されていった…

事態が急転したのは、二人の失踪から2ヶ月後のことだった。

なんと、ジャングルの中で人骨の一部が発見されたのだ…