未解決の女子大生エリサ・ラム変死事件…現場は有名な呪われたホテル

海外の未解決事件や不気味映像に興味のある人なら、2013年に発生した21歳のカナダ人女子大生エリサ・ラムの不気味な変死事件について聞いたことがあるかもしれない…

未解決のエリサラム変死事件

未解決の女子大生エリサ・ラム変死事件と奇行の謎

2013年1月28日にロサンゼルスのセシルホテルにチェックインしたエリサ・ラムは、1月31日まで滞在する予定だった。

しかし、ホテルをチェックアウトする前にエリサ・ラムは姿を消してしまい、家族から捜索願が出された。

警察はホテルの内外を徹底的に捜索したが、彼女の行方はわからず…

捜査が行き詰まっていた頃、ホテルの客から「水の出が悪い」「変な味がする」と苦情が寄せられ始めた。

2月19日、ホテルのスタッフが屋上の貯水タンクを点検すると、中から変わり果てた姿のエリサ・ラムが発見された。

この事件で最も話題となったのは、ホテルのエレベーターに設置されたカメラが撮影していた失踪直前のエリサ・ラムの奇行だ。

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まるで見えない何かに追われているようにも見えるが、真相は未解決のまま…

怖い実話「死を呼ぶセシルホテル」

未解決事件の舞台となったセシルホテルの呪われた歴史

実は、このエリサ・ラム変死事件の舞台となったセシルホテルでは、長い歴史の中で数え切れないほど多くの人が命を落としている。

自殺…殺人…謎の変死…

偶然では片付けられない、セシルホテルの血塗られた歴史を紹介しよう…

絢爛豪華なホテルで自殺が多発

未解決事件の舞台となったセシルホテルの呪われた歴史

1924年、実業家のウィリアム・バンクス・ハナーが、ロサンゼルスでセシルホテルの建設に着手した。

ステンドグラスの窓、大理石の彫刻とロビー、600の客室。

上流階級の観光客やビジネスマンに向けた豪華絢爛なセシルホテルは、1927年にオープンすると大きな話題となり多くの宿泊客で賑わった。

しかし開業から僅か2年後、1929年10月にアメリカの株式市場が大暴落して経済が崩壊すると、ホテルの客足は遠退き周辺地域のストリートにはホームレスが集まり犯罪が多発。

やがてセシルホテルは薬物の売買や使用、暴力行為など犯罪の温床となり、同時に不可解な自殺が多発するようになる。

記録に残っている中で最も古い事故は1931年11月、46歳のWK・ノートンがチェックインした後に部屋で服毒自殺によって命を絶った。

およそ1年後の1932年9月17日、部屋の清掃をしようとしたメイドが、頭部を拳銃で撃ち抜いて自殺した25歳のベンジャミン・ドディッチを発見。

1934年、53歳の元陸軍医ルイス・ボーデンはカミソリで首を切り裂いて死んでいるところを発見された。

遺体の脇には遺書が残されていて、健康状態の悪化を苦にして自らの手で人生を終わらせる旨が記されていた。

1937年、女性の宿泊客グレース・マグロは、ホテルの歴史の中で最初の飛び降り自殺者となった。

ただ、9階から転落した彼女の遺体には電話のコードが巻きつけられていたため、本当に自殺だったのかは定かじゃない。

1938年、38歳の消防士ロイ・トンプソンはホテルの最上階から投身自殺。同じ年には39歳の海軍将校アーウィン・ネブレットが、客室で服毒自殺している。

オープンからたった10年の間に、これほど自殺が相次いでいるのだ。

その後も、セシルホテルでは数え切れないほどの自殺が断続的に発生。

最近では、2015年に身元不明の男性がホテル前の路上で死亡しているのが発見された。死因は公にされていないが、おそらく投身自殺だと見られている。

多くの人が最後の死に場所としてセシルホテルを選んでいるのは紛れもない事実。

それだけでなく、セシルホテルは過去にロサンゼルスで発生した凄惨な殺人事件とも、実に縁が深い…

人を狂わせるホテル…

セシルホテルでは、暴力、犯罪、その他の凶悪事件ともつながりが深い。

1944年9月、セシルホテルに宿泊していたドロシー・パーセルが客室で出産し、生まれたばかりの男の子をホテルの窓から投げ捨て、隣接するビルの屋根に落下した。

ドロシーは警察に逮捕された後に奇妙な供述を繰り返した。

「私は自分が妊娠していたことを知らなかった。産まれた子供は死産だと思ったので窓から捨てた」

ドロシーは殺人罪で起訴されたものの、精神障害を理由に無罪となった。

1947年1月には、ホテルのすぐ近くで悪名高い未解決事件「ブラック・ダリア事件」が発生。

未解決のブラック・ダリア事件

被害者となった女優志望のエリザベス・ショートは、殺害される前日にセシルホテルのバーで酒を飲んでいたと言われている。

1980年代、深夜に女性の自宅に忍び込んで殺人を繰り返した「ナイトストーカー」ことリチャード・ラミレスは、何度もセシルホテルに宿泊していた。

リチャード・ラミレス

それだけでなく、ラミレスは女性を殺害した時に返り血が飛んだ服を、セシルホテルのゴミ捨て場に捨てていたことが明らかになっている。

1991年、オーストラリア人ジャーナリストのジョアン・ジャック・アンターウェガーは、取材のためセシルホテルに長期宿泊していた。

ジョンジャック

しかし、この滞在期間中にジョアンはロサンゼルスで3人の女性を殺害。

過去にも殺人の前科があったジョアンは、裁判で終身刑が宣告された後に刑務所の独房で首を吊って自殺した。

セシルホテルは生まれ変われるのか?

2011年、セシルホテルは「ステイ・オン・メイン」と名称を変更。

過去に多くの人が命を絶ち、シリアルキラーも引き寄せたホテルは、健全な宿泊施設に生まれ変わることが出来るのか?

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