人を狂わせるホテル…
セシルホテルでは、暴力、犯罪、その他の凶悪事件ともつながりが深い。
1944年9月、セシルホテルに宿泊していたドロシー・パーセルが客室で出産し、生まれたばかりの男の子をホテルの窓から投げ捨て、隣接するビルの屋根に落下した。
ドロシーは警察に逮捕された後に奇妙な供述を繰り返した。
「私は自分が妊娠していたことを知らなかった。産まれた子供は死産だと思ったので窓から捨てた」
ドロシーは殺人罪で起訴されたものの、精神障害を理由に無罪となった。
1947年1月には、ホテルのすぐ近くで悪名高い未解決事件「ブラック・ダリア事件」が発生。

被害者となった女優志望のエリザベス・ショートは、殺害される前日にセシルホテルのバーで酒を飲んでいたと言われている。
1980年代、深夜に女性の自宅に忍び込んで殺人を繰り返した「ナイトストーカー」ことリチャード・ラミレスは、何度もセシルホテルに宿泊していた。

それだけでなく、ラミレスは女性を殺害した時に返り血が飛んだ服を、セシルホテルのゴミ捨て場に捨てていたことが明らかになっている。
1991年、オーストラリア人ジャーナリストのジョアン・ジャック・アンターウェガーは、取材のためセシルホテルに長期宿泊していた。

しかし、この滞在期間中にジョアンはロサンゼルスで3人の女性を殺害。
過去にも殺人の前科があったジョアンは、裁判で終身刑が宣告された後に刑務所の独房で首を吊って自殺した。
セシルホテルは生まれ変われるのか?
2011年、セシルホテルは「ステイ・オン・メイン」と名称を変更。
過去に多くの人が命を絶ち、シリアルキラーも引き寄せたホテルは、健全な宿泊施設に生まれ変わることが出来るのか?


