謎に包まれた失踪事件は数あれど、今回紹介するケースは、かなり特殊だ。
なんと上空を飛行している飛行機の機内から、世界第3位の大富豪が姿を消してしまったのだ…
【未解決事件】世界3位の大富豪が飛行中の機内から失踪?
20世紀初頭、ベルギー人のアルフレッド・ルーヴェンシュタインは金融ブローカーや投資家として成功を収め、世界で3番目の大富豪と言われ、ビジネスで世界を飛び回っていた。
1928年7月4日…
その日、アルフレッド(当時51歳)と彼の部下、飛行機のパイロットやメカニックなど総勢6名は、イギリスのクロイドン空港から専用のプライベート飛行機に搭乗して、母国ベルギーに向かった。
天候は良好で、フライトは予定通りスムーズに進んでいた。
しかしその後、飛行中の機内で、あり得ない事態が発生する…
飛行中の機内から消えた大富豪
ちょうど飛行機がイギリス海峡(イギリスとフランスを隔てる海峡)上空に差し掛かったころ、アルフレッドは飛行機後部のトイレに入った。
ところが、15分以上経っても彼は狭いトイレの中から出てこない。
不審に思った彼の部下がトイレをノックしても応答がない。そこで強引にこじ開けると、なんとトイレの中は無人。
はるか上空を飛行している機内の中から、世界3位の大富豪が忽然と姿を消してしまったのだ…