【カジノ未解決事件】ギャンブル中毒の父親失踪と消された監視カメラ映像

1992年2月23日の23:30頃だった…

「もうすぐ家に帰るよ」

3人の子供を持つ38歳のジョージ・ソラキスは、コネチカット州マールボロにあるスポーツジムから妻に電話を入れた。

しかし、実際にジョージが子供と妻の待つ自宅へ戻ることはなく、姿を消してしまった…

カジノ未解決事件「失踪した借金まみれの父親」

怖いカジノ未解決事件

捜索依頼を受けた警察は、ジョージの経済状況に注目した。

彼は20万ドル以上の借金、税金の未払いや小切手の不渡りなど金銭面で多くの問題を抱えていたので、自らの意思で姿をくらませた可能性は十分に考えられた。

また、無許可で飲食店を経営していたのがバレて大きな損害を出したジョージは、一発逆転を狙ってカジノでのギャンブルにのめり込んでいった。

度々カジノで大金を賭ける姿も目撃されていたが、結果的には借金の残高を増やすだけの典型的なギャンブル依存症だった。

そんな火の車状態だったので、ジョージが失踪時に乗っていた車がカジノの駐車場から発見されても、誰も驚きはしなかった。

カジノ駐車場に乗り捨てられた車

怖いカジノ未解決事件

3月20日…

突然の失踪から約1ヶ月後、ジョージの車がコネチカット州レディヤードのカジノの駐車場で発見された。

車体には厚く雪が積もっていたので、車が駐車されてから、しばらく経っていたことだけは確認できた。

カジノの従業員の証言によれば、失踪したジョージは1ヶ月ほど前から頻繁にカジノを訪れていたそうだ。

さらに正体不明の男性2名と一緒にいる場面も目撃されていたので、警察が監視カメラの映像を確認しようとしたのだが…