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1980年…
カリフォルニア州に住む32歳のシングルマザー、ドロシー・スコットはストーカーの影に怯えていた。
素性の分からない男性が職場に電話をかけてきて、一方的に「自分がどれほど愛しているか」「いつも行動を監視している」と自分勝手な思いを伝え、電話を切った。
4歳の息子を守るためにも、ドロシーは空手を習い拳銃を購入したのだが…
怖い未解決事件 匿名ストーカーの恐怖
1980年5月28日の夜。
この時、ドロシーは蜘蛛に噛まれた会社の同僚に付き添って、病院を訪れていた。
同僚が診察を終え薬を貰っている間に、ドロシーは一人で駐車場へ車をとりに出かけた。
しかし…
その直後、同僚はドロシーの車が猛スピードで駐車場から走り去るのを目撃する。
すでに辺りは暗かったが車はライトをつけていなかったので、誰が運転しているのか確認できなかったそうだ。
数時間後、病院から15kmほど離れた人気のない路地で、炎上しているドロシーの車が発見された。
が、そこに彼女の姿はなく、全く行方がわからなくなってしまった。
そしてドロシーの失踪から1週間後に、正体不明の男性から1本の電話が…