コカイン中毒対策のワクチン「カリスコカ」
ミナスジェライス連邦大学で研究開発されている「カリスコカ」というワクチンは、コカインの成分が脳に到達するのをブロックする作用があり、コカインを接種してもハイにならなくなるそうだ。
つまりコカイン中毒の患者にカリスコカワクチンを打っておけば、コカインを吸っても多幸感が得られないため、依存症に陥るのを防ぐことが出来るそうなのだ。
カリスコカワクチンは精神科医のフレデリコ・ガルシア博士と、科学者のチームが共同で研究。すでに欧州のヘルス・イノベーション・アワードで最高の賞を受賞している画期的な研究で、コカイン中毒の多い欧米諸国からも注目が集まっている。
元コカイン中毒者で現在は薬物中毒のリハビリ施設でカウンセラーとして勤務するアドリアーノ・マルティンスさんは、カリスコカワクチンに対して次のようにコメント。
「助けになるなら大歓迎です。麻薬は体も心も魂も支配してしまいます。ドラッグを断つには超人的な力が必要なんです」
個話すアドリアーノさんも、薬物中毒から抜け出すのに24年かかったそうだ。
コカイン中毒ワクチンが完成間近!?
過去にも、コカイン中毒のワクチン開発が行われていたことがある。2000年代初頭にテキサス州のベイラー医科大学で開発されたワクチンが臨床試験まで行われたけれど、思うような結果が得られるず、世に出ることはなかったとか。
ブラジル発のコカイン中毒ワクチンカリスコカは、すでに動物実験で一定の効果が確認されていて、近いうちに人間に対して臨床試験を行っていくとのこと。
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