インドネシアの路上で「マヌシアシルバー」「シルバーメン」と呼ばれる、全身を銀色に塗装したホームレスが急増しています。
ご覧のようにホームレスのおじさんが全身メタリックでピカピカです。
言うまでもありませんが、彼らは全身を金属化出来るスーパーパワーの持ち主ってわけでもなく、自らの身体に銀色のスプレーを吹きかけて、意図的にシルバーメンに変身しているのですが…
一体全体、何が目的で銀色ホームレスが急増しているのでしょうか?
全身銀色ホームレスが増殖する謎
自分の身体をピカピカのシルバーに塗装して路上をうろつくホームレスたち…
何か深い事情があるようにも見えますが、全身を銀色に塗る理由は、とてもシンプル。
「儲かるから」です。
シルバーメン増殖が始まったのは数年ほど前、インドネシアの首都ジャカルタから広がっていったそうです。
元を辿ると、全身にペイントして彫刻に成り切る大道芸人からインスパイアされた一人のホームレスが、自分の体をシルバーに塗って路上に出たところ、ピカピカで人目を引くことから物乞いの収益が格段にアップ。
その噂が広がって、インドネシアの路上では全身シルバーの物乞いが急速に増えていったのであります。

ところが、最近ではシルバーメンが路上に増えすぎてしまい、社会問題になっているそうなんです…