南アフリカのクルーガー国立公園で、100羽ものハゲワシの死骸が発見された。
ハゲワシは何かの伝染病で命を落としたわけではなく、死因は毒殺。悪意を持って、国立公園内に毒物を持ち込んだ人物によって、命を落としたのだ。
一体なぜなのか…?
実は、この毒殺事件の犯人の目的は、ハゲワシの死骸から切り取った頭部や爪を「呪術」に利用するためだったと見られている…
ハゲワシ由来の秘薬で超能力が身につく?
アフリカ大陸では、今でも多くの人達が、呪術の存在を本気で信じている。
そのため、日本では考えられないような、呪術に関連した事件が度々発生している。
-
呪術の怖い話「本当にあった呪い・スピリチュアル・占い事件」まとめ…神秘の力で悲惨な結末
日本人の感覚では「呪い」はホラー映画やゲームを盛り上げる要素の一つくらいで、あまり現実的なものではありません。 ですが、 ...
続きを見る
今回、大量に毒殺されているのが発見されたハゲワシも「頭」「脳」「クチバシ」「爪」などの部位は神秘的な力があるとされ、伝統的な呪術師が秘薬として販売している。
このハゲワシ由来の秘薬を飲むと「未来を予知する能力が見について宝くじが当たる」「千里眼の能力が身につく」「祖先の霊を静める」「知性が高まる」「末期の病も治る」「新型コロナ治療に効果がある」などなど、あり得ない効能があると信じられている。
呪術目的の密猟でハゲワシ絶滅危機
ハゲワシの死骸から切り取った部位から呪術師が密造した秘薬は、高額で取引されている。そのため、南アフリカや周辺国では、同じようなハゲワシ狩りが多発。
ハゲワシは繁殖能力が低いため、このまま呪術目的の密猟が続けば「45年以内にハゲワシは絶滅する」と指摘する研究結果も発表されている。
こんな呪術関連の怖い話も…
-
【実話】悪魔払いの儀式で女教師が生徒を傷つけ事件に発展!原因は離婚問題?
2012年6月、アメリカのフロリダ州でオカルトに関連した恐ろしい事件が起きた。 夫との離婚をきっかけに言動の可怪しくなっ ...
続きを見る
-
特級呪物?ブランコに乗った呪いの少女人形は近づくだけで不幸が降りかかる…?
不吉な噂が囁かれる「呪いの人形」は世界中に点在している… 今回紹介するのは、オーストラリアの小さな町にあるブランコに乗っ ...
続きを見る
-
呪術師の呪いが盗難事件を解決!家畜泥棒がミツバチの大群に襲われ自首
アフリカ大陸のケニアで、呪術廻戦のような呪い関連の事件が報じられた。 なんと、他人の家畜を盗んだ犯人グループに呪術師が呪 ...
続きを見る