イギリスの工業都市バーミンガムに生まれたマシュー・ウェランが、初めてタトゥーをいれたのは16歳の時。
そこから彼の身体には色とりどりのタトゥーが増え続け、37歳となった現在では、全身の90%がタトゥーに覆われ「イギリスで最もタトゥーをいれた男」として君臨。
2008年には改名して「インクの国の王」を名乗っている。
国王は「36人が同時に彼の身体にタトゥーをいれる」世界記録も樹立。
これまでに総額4万ポンド、約580万円ほどの費用を身体改造につぎ込んできたそうだ。
ところが現在、国王の身体に危機的状況が迫っていた!!!
腕に埋めたメリケンサック…
全身のタトゥーだけでなく、国王は眼球を黒く染めたり、タトゥーをいれるのに邪魔だったため乳首を切り取ったり、スプリットタンにしたり、身体改造にも熱心に取り組んできた。
ところが、数年前に腕に「メリケンサック」をインプラントすると、予期せぬ自体が起きてしまった。
「オレが日々、戦っていることの象徴として、2015年にメリケンサックを腕に埋め込んだけど、今になって身体に拒否反応が出ちまったんだよ。
手術で摘出しないと、オレは腕を切断することになるかもしれないらしい…」
タトゥーやインプラントは感染症などのリスクも高く、粗悪なインクや衛生的でない器具を使うと、命に関わる危険性もある。
現在、国王は入院して腕の治療を行うことになった!!!
身体改造マニアにも平等な雇用!?
「8年前に俺は差別主義者から刺されて入院してたんだ。
そして、今は腕の治療でまた入院してるんだよ…おかしいだろ?」
国王のように目立つ存在だと、あからさまな差別を受けることも多いそうで、過去には暴行事件に何度も巻き込まれるなど、身体改造も楽じゃないそうだ。
さらに、国王はビジュアル的な問題から職を得るのが難しいそうで、現在は無職の身。
なので、身体改造マニアも平等に雇用するよう、世間に訴えている。
一日も早い国王の回復をお祈りします…