映画「シャイニング」元ネタの恐怖ホテルで心霊現象頻発でも予約困難

アメリカ合衆国コロラド州に広がるロッキー山脈の麓に位置する「スタンレーホテル」は、冬になれば辺り一面が雪で覆われるリゾートホテル。

映画シャイニングの元ネタになった怪奇現象頻発ホテル

実はこのスタンレーホテルは、昔から「引くほど幽霊が出る…」と評判の怪奇現象頻発スポット。

そして、スタンリー・キューブリック監督が手掛けたホラー映画の名作「シャイニング」の元ネタとなったと言われているのです!!!!

ホラー映画「シャイニング」元ネタの心霊ホテル

国内外から心霊現象や都市伝説の研究家も多く訪れるスタンレーホテル。

中でも幽霊な怪奇エピソードは…

・ホテル4階の廊下には一人で遊ぶ子供の幽霊が…

・428号室には、首を吊って亡くなったカウボーイの幽霊が…

・401号室には、かつて、この土地の所有者で1926年に亡くなった男性の霊が…

映画シャイニングの元ネタになった怪奇現象頻発ホテル

このように、幽霊が出ると評判の部屋は宿泊希望者が多く予約が困難なんだそうです。

そして、142部屋あるスタンレーホテルで「最も予約の難しい」部屋が217号室。

この部屋には昔からウィルソン婦人と呼ばれるメイドの幽霊が出現すると言われ、目撃者も多数。

さらに、この部屋に宿泊希望者が殺到する大きな理由。

それは、かつてこの部屋に作家のスティーブン・キングが宿泊して、ホラー映画の名作「シャイニング」の原作小説を執筆したからなんです…

名作ホラー映画誕生のきっかけ

映画シャイニングの元ネタになった怪奇現象頻発ホテル

映画監督スタンリー・キューブリックの手がけた名作「シャイニング」が公開されたのは1980年。

コロラド州ロッキー山脈にある冬場は閉鎖されるホテルに管理人としてやってきたジャック・ニコルソン演じる小説家志望と、その家族の物語。

The Shining TrailerThe Shining Trailer

この作品は、1977年に出版されたスティーブン・キングの小説「シャイニング」を原作に映像化。

その原作小説は、1974年の冬にスティーブン・キングがスタンレーホテルの217号室に妻と宿泊していた時に執筆。

ホテルで語られている幽霊の目撃情報や、実際にスティーブン・キングが宿泊中に見た悪夢などが、内容に反映されているんです。

原作小説と映画版では、内容に大きな変更点もあるのですが、映画版「シャイニング」の中でも印象的な、3輪車に乗った子供がホテル内を走り回るシーンは、スティーブン・キングがホテル在中に見た悪夢を元にしているとか。

ホラー映画好きなら死ぬまでに一度は泊まってみたい心霊ホテル。このスタンレーホテルの気になる宿泊料は…?

宿泊は1泊21000円

映画シャイニングの元ネタになった怪奇現象頻発ホテル

スタンレーホテルに泊まった客の多くは、夜、寝ている時に「肋骨を突き刺されるような感覚」によって、うなされ、目を覚ますと言われています。

宿泊料金は1泊189ドル、約21,000円と、お手頃なので、心霊現象を体験したい怪奇現象ファン、スティーブン・キングの小説ファンは、スタンレーホテルで幽霊に襲われてみてはいかがですか…?

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