南米のアマゾンで、とんでもなく恐ろしい生態を持つ新種の昆虫が発見された。
なんとその新種は、天敵となる昆虫をゾンビ化してしまう特殊能力を持っているそうなのだ!!!
天敵をゾンビ化する新種の昆虫
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームが、南米エクアドルのアマゾンで「新種の蜂」を発見したと発表した。
「新種の蜂は、美しくエレガントな外見ですが、生態はとても残酷です」
研究チームのサマンサ・ストラウス氏が「残酷」と言い切る新種の蜂は、まるでロールプレイングゲームに出てくるモンスターのような、特殊能力を持っていることが明らかになっている。
それは「蜘蛛をゾンビ化して自分の奴隷にしてしまう」能力…
「これまでにも蜘蛛の動きを操作する蜂の存在は確認されていましたが、今回発見された種ほど、複雑なものではありませんでした」
研究チームを率いたフィリップ・フェルナンデス博士によれば、新種の蜂は、同じアマゾンに生息する蜘蛛の体内に卵を産み付けると同時に、ある種のホルモンを注入する。
このホルモンを注入された蜘蛛は、まるで自我を失ったゾンビのように、自分の暮らしていた巣を放棄。
これから産まれてくる蜂の幼虫達のために、糸を出して繭を作り始めるのだ。
その間、蜘蛛の体内では、卵から蜂の幼虫が生まれて、蜘蛛の体液や組織を食べながら成長。
繭が完成した頃には、幼虫に体内を食い荒らされた蜘蛛は絶命し、幼虫たちは繭の中で生活を始めると言う。
まだ新種の蜂の生態には不明な点も多いが、もし、このような生物が人類に牙を向いたとしたら…
万が一に備えて、もう一度「ウォーキング・デッド」を見返しておいた方が身のためかもしれない。
こんな海外のヤバい昆虫も…
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