ロシアのソチで、まるで映画のような事件が起きました。
この事件に登場するのは、とある資産家ファミリー。父親はソチで有名な進学校の経営者で、妻、22歳の息子、10歳の娘と4人で大きな屋敷に暮らしていました。
誰もが羨むような恵まれた家庭に見えたのですが、いつの頃からか22歳の息子は心に狂気を宿していたのです…
映画みたいな実話「息子の家族殺害計画」

Photo|Metro
何不自由なく育てられた息子ですが、両親が自分の使うお金をコントロールしていることに不満をつのらせていました。
やがて、その不満は両親への殺意へと変わっていきます。
「両親と妹をバレないように殺して、自分が遺産を相続すれば…」
息子は、ネット上に転がっている情報を収集して、一家の殺害計画を練り数カ月後に実行へ移します。
まずはヤカンの中に薬物を入れ、そのお湯でお茶を飲んだ両親を毒殺しようと試みます。
…が、父親が異変に気づいて失敗。
次に、両親の乗る車についている温度計を壊し、蒸発した水銀によって殺害を計画。
…しかし、この計画も失敗。
「それならプロに頼もう…」
息子は確実に遺産を手に入れるため、両親の殺害をヒットマンへ依頼したのです…