【奇跡】アンディ・ラウ主演映画の元ネタ誘拐事件が解決して親子再会

警察がDNAから誘拐被害者を追跡

一方で、警察も残されていた2歳当時のジェンのDNAを解析して行方を追跡。

すると、同じDNAを持った人物、河南省で教師をしていることを突き止めた。

その教師こそが、26歳になったグオ・ジェンだったのだ。

1997年の誘拐事件当日、両親が目を離したすきに1組のカップルが2歳のジェンを連れ去った。カップルは、そのまま河南省へ向かい、金銭目的で2歳の幼児を売り飛ばしたのだ。

その後、ジェンは河南省の家庭に引き取られた。そして自分が誘拐の被害者だと知らずに成長。やがて大学を卒業し教師となった。

アンディ・ラウ主演映画「失孤」モデルの誘拐事件が解決

そんな立派に成長した息子と白髪の増えた父と母が、2021年7月11日、24年ぶりに再会を果たした。

映画でグオさんをモデルにした主人公を演じたアンディ・ラウも、オンライン動画を投稿して家族の再会を祝福。グオさんの執念を称賛した。

中国では2016年に誘拐にあった子どもたちのDNAデータベースが立ち上がり、これまでに2600人もの被害者を発見。両親や親族との再会を果たしている。

こんな映画の元ネタになった実話も!?

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