世界でも屈指のビッグウェーブが発生するポルトガルの港町ナザレは、サーファー憧れの聖地。
20m級の大きな波が発生するのも珍しくなく、実績のあるサーファーでも危険と隣り合わせ。
そんなナザレで悲劇が起きた。2023年1月5日にブラジル出身のレジェンドサーファーが大波に飲み込まれ、帰らぬ人となってしまった…
有名サーファーが聖地ナザレの巨大な波で死亡
ブラジル人のマルシオ・フレイヤーさん(47歳)は、世界中を旅しながらビッグウェーブへ挑戦を続けてきたレジェンドサーファー。
過去にハワイのマウイ島にある世界屈指サーフスポット「ジョーズ」のビッグウェーブでライディングを成功させ一躍有名となり、2016年に公開されたドキュメンタリー映画「マッド・ドッグス」にも出演している。
そんなマルシオさんは、ポルトガルのナザレでサーフィンを楽しみながら新年を迎えた。
しかし2023年1月5日午後4時15分頃に事件が起きた。
マルシオさんは、ナザレのビッグウェーブに乗ろうとしたところ、サーフボードから投げ出され波に飲み込まれてしまった。
すぐに救助スタッフがジェットスキーで救出に向かい、なんとか海岸まで連れ戻した。が、すでにマルシオさんは心肺停止状態で、そのまま息を吹き返すことなく亡くなってしまった…
人生をサーフィンに捧げた男
サーファーの世界では知られた存在のナザレさんでも、波乗りでお金を稼ぐのには苦労した。皿洗いやダイビングインストラクターとして生活費と旅費を稼ぎ、世界中の波に挑み続けたそうだ。
ソーシャルメディアには、マルシオさんの死を知った友人やサーフィン関係者から、多くの追悼コメントが投稿されている。
こんな悲劇的な死を遂げた人達も…
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