あまりにも救いのない、最悪の負の連鎖が起きたのは、インド北西部のパンジャブ州。
22歳のゴビド・ミシャーは、離れた村で暮らしていた兄の葬式に出席するため、徒歩で葬儀場へ向かった。
兄のアルビン・ミシャー38歳は、2日前に毒蛇に噛まれたことが原因で亡くなってしまったのだ。
親族が集まってアルビン・ミシャーの葬式が行われ、式の後、弟ゴビド・ミシャーは親戚の家で眠りについた。
しかし翌朝、ゴビド・ミシャーが目を覚ますことはなかった。彼は寝ている間に死亡してしまったのだ…
毒蛇による負の連鎖…
ゴビドの不審な死を地元の警察が調査すると、死因はすぐに判明した。弟も兄と同じように毒蛇に噛まれて、亡くなってしまったのだ。
それだけじゃない。葬式に出席して同じ家の敷地内で寝ていた親族のチャンドラシュカール・バンディ22歳も毒蛇に噛まれてしまい、発見時には危篤状態。病院へ搬送されたけれど危険な状態が続いているとのこと。
WHO(世界保健機関)によれば、インドでは毎年、人が毒蛇噛まれる事件が500万件発生し、10万人もの人が命を落としている。
インドへ旅行に行くときは、毒蛇の気配に要注意…
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