人妻の不倫を告発
スクールバスの運転手をしているメリーのもとに届いた、差出人不明の手紙は、彼女が学校の校長と不倫していると告発した。
「お前の事をずっと監視していた。子供がいることも知っている。これは深刻な問題だ」
メリーは手紙が届いたことを誰にも打ち明けることが出来ず、警察にも家族にも職場にも隠し通すことにした。
しかし数日後、今度はメリーの夫ロンが手紙を受け取ってしまった。
「不倫を終わらせるか、お前が死ね」
ロンは妻に手紙の内容を問い詰めたが、メリーは「何も心当たりがない、手紙は意味不明の脅迫だ」と言い逃れた。
が、小さな町なので、メリーと校長の不倫の噂もすぐに広まった。
住民たちから向けられる、疑惑の目を無視して平然を装っていたが、メリーを監視する謎の人物からは新たな手紙が届いた…
「あれから2週間経つけど、お前は何もしなかった。不倫の事実を認め、教育委員会へ報告しろ。さもなくば、テレビ放送、街の看板や張り紙を使って、真実を伝えることにする」
おそらく、手紙の差出人は、近所に住むサークルビルの住人の誰か。しかし、メリーは誰かから恨みを買うような心当たりはなかった。
それから手紙はパッタリ届かなくなったが、今度は別の事件が発生する…