映画「スーパーサイズミー」の監督がファーストフード店オープン

2004年に公開されたドキュメンタリー映画「スーパーサイズミー」は、監督のモーガン・スパーロックが自分の体を実験台にして「1日3食30日間マクドナルドのスーパーサイズセットを食べ続けたらどうなるか?」を検証する作品でした。

ファーストフードによる健康被害を告発し、世界のマクドナルドへケンカを売ったこの作品は、アカデミー賞の優秀ドキュメンタリー部門にもノミネートされ日本でもスマッシュヒット。
モーガン・スパーロックはドキュメンタリー監督として名を挙げて、その後も実験的な作品を手がけてきました。

そして「スーパーサイズミー」の劇場公開から12年が経った2016年。
なんと、かつてマクドナルドに真っ向からケンカを売ったモーガン・スパーロックは、自分がオーナーとなりファーストフード店をオープンさせてしまったのです!

いつでも皮肉たっぷりに社会の矛盾点をカメラに収めてきたモーガン・スパーロックだけに、今回は何を仕掛けてくるのか気になるところ。

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ホーリーチキン(聖なる鶏肉)とは?

11月19日、オハイオ州のコロンバスにモーガン・スパーロックがオープンさせたのは「ホーリーチキン(聖なる鶏肉)」という店名のハンバーガーショップ。

お店のTwitterでは「これまでに見たことないようなチキンバーガー体験ができるよ!」と自信満々。

この「ホーリーチキン」では、モーガン・スパーロックが自ら鶏肉を調達。

この店の鶏肉は抗生物質やホルモン剤を与えないで人道的に育てたものだけ。

早くて安くて健康的なものを提供するよ!

一概には言えませんが、ファーストフードなどに使用される価格の安い大量生産の鶏肉には、病気を防ぐための抗生物質や短期間で大きく成長させるためのホルモン剤などをエサに混ぜて飼育することがあります。

価格を抑えるためには致し方のない事かもしれませんが、薬漬けで飼育された鶏肉は、それを口にした人体への影響も懸念されますし、飼育法も人道的とはいえません。

この問題点に着目したモーガン・スパーロックは、自身がオーナーとなって店をプロデュースすることで、何か解決策を提示しようとしているのかもしれませんね。

まあ、モーガン・スパーロックのことなので、きっとカメラを回しながら「ホーリーチキン」を運営して、事の顛末をドキュメンタリー作品として発表しようとしているのでしょう。

果たして、健康に関心の薄いジャンクフード大国のアメリカ人は、モーガン・スパーロックのヘルシーなチキンメニューに興味を示すのでしょうか?

ソース

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