日本では考えられないけれど、インドでは現在でも密造酒が原因で毎年大量に人が死んでいる。
統計によれば、インドでは毎年50億リットルの酒類が消費されている。が、その内の40％は違法な密造酒。
ろくでもない設備で違法に作られた密造酒は人体に有害な成分が含まれているものも少なくなく、飲めば体調が悪化して救急搬送されるなどの事故が多発している…
密造酒が原因の死亡事故多発
インド北東部ビハール州では、2016年に州政府が酒類の販売と消費を禁止する法律を制定した。
低賃金の労働者が、お金がないのに酒を買って飲んでしまうのを改めることが目的だった。しかし、アメリカの禁酒法時代と同じように、密造酒が多く出回るようになってしまった。
ビハール州の政府や警察は密造酒の取り締まり、押収、業者の摘発など対策を強化してきたけれど、密造酒が原因の事故は後をたたない…
そんな中で最悪の事件が起きてしまった…