【本当にあった宝くじの怖い話】高額当選で地獄に落ちた不幸な10人まとめ

宝くじの怖い話8「金に目のくらんだ友人」

マリア・ルー・デブレルとデビッド夫妻は、宝くじで500万ドルを手にすると、20年来の友人ピーター・ケリーを雇って資産運用を任せた。

ピーターは、夫婦の購入するものや支払いに細かく目を光らせ、夫婦の資産を完全にコントロールするようになっていった。

一方、自分の権限で夫妻の銀行口座の大金を使い込んだ。

いちいち金遣いに難癖をつけるピーターにマリアは嫌気が差し、二人の関係は険悪になり、ついには激しい言い争いになった。

激怒したピーターは自分の車からプラスチック製のハンマーを持ってきて、マリアの頭部を何度も殴りつけて殺害。

ピーターは強盗の仕業に偽装して、その場を立ち去った。

その日の内にマリアの遺体は発見され、2週間後にピーターは逮捕されたが「マリアの浪費が激しいので議論になった」と主張し、なんとか責任を逃れようと画策、

しかし裁判では、ピーターが夫妻の資産を食いつぶしていたことが発覚。

その結果、ピーターには懲役13〜18年が言い渡された。

宝くじの怖い話9「強盗を計画したのは…」

フィリピン人のアルトロ・ユーフェミアとレティシア夫妻は、ロトで39万ドルを手にした。

夫妻は10万ドルを現金で受け取り、残りは銀行へ貯金。

大金を手にしたアルトロは毎晩のように友人を誘って飲み歩くようになり、生活は一変。

ある日、妻のレティシアと娘が親戚の家に数日間、泊まりに行った時のこと。

妻のいない自宅でアルトロは飲み会を開催。

友人たちが帰宅すると、自宅に武装した集団が押し入ってきた。

強盗は金品を要求するも、酒の入っていたアルトロは怒り出し、自宅に持っていた拳銃で立ち向かうが、返り討ちにあって射殺されてしまう。

強盗は家にあった大金を見つけ出し、夫妻が買ったばかりの新車を奪って逃走した。

しかし後日、警察は強盗が逃走用に奪った車を発見。

その車は、アルトロを襲った強盗のうちの一人の自宅前に駐車されていたからだ。

最終的に、10名以上が芋づる式に逮捕され、その中には、なんとアルトロの従兄弟も含まれていた。

この強盗を計画したのも被害者アルトロの従兄弟で、以前、「8000ドルほどお金を貸して欲しい」と頼んだのを断られたと逆恨みして、犯行に及んだのだった…