宝くじの怖い話7「大金を手にして即トラブル」
宝くじで43万ドルを手にしたクレイゴリー・バーチだったが、彼はすぐにトラブルへ巻き込まれた。
携帯電話には、強盗や詐欺を警告するメッセージ次々と寄せられるようになった。
2ヶ月後に、その警告は現実になった。
バーチの自宅のドアがショットガンで吹き飛ばされ、覆面をした男たちが押し入ってきた。
銃を向けられたバーチは、銀行のカードを渡すから命を助けてくれと申し出た。
ズボンを脱いで強盗に渡したが、そこに財布が入っていなかったため、怒った強盗はバーチを射殺。
7人の強盗は後に逮捕された。
宝くじの怖い話8「金に目のくらんだ友人」
マリア・ルー・デブレルとデビッド夫妻は、宝くじで500万ドルを手にすると、20年来の友人ピーター・ケリーを雇って資産運用を任せた。
ピーターは、夫婦の購入するものや支払いに細かく目を光らせ、夫婦の資産を完全にコントロールするようになっていった。
一方、自分の権限で夫妻の銀行口座の大金を使い込んだ。
いちいち金遣いに難癖をつけるピーターにマリアは嫌気が差し、二人の関係は険悪になり、ついには激しい言い争いになった。
激怒したピーターは自分の車からプラスチック製のハンマーを持ってきて、マリアの頭部を何度も殴りつけて殺害。
ピーターは強盗の仕業に偽装して、その場を立ち去った。
その日の内にマリアの遺体は発見され、2週間後にピーターは逮捕されたが「マリアの浪費が激しいので議論になった」と主張し、なんとか責任を逃れようと画策、
しかし裁判では、ピーターが夫妻の資産を食いつぶしていたことが発覚。
その結果、ピーターには懲役13〜18年が言い渡された。