宝くじの怖い話10「最悪の誘拐事件」

1960年、ブラジル人のバジル・ソーンは、現在の価値で150万ドル相当のロトに当選した。
彼と家族は新聞の1面に顔写真が掲載され、住所や当選金額まで広く知れ渡ってしまった。
その記事を読んで誘拐を企てた男の名前はステファン・ブラッドリー。
彼は、バジルの8歳の息子グレイムを誘拐して、身代金を奪おうと計画した。
ある日、グレイムが学校へ向かう途中、ステファンが車でやってきて誘拐し、薬を飲ませて気絶させてしまった。
誘拐事件として警察が捜査を始めると、バジルの自宅に犯人から連絡が入った。
「グレイムはあずかってる。返してほしかったら40万ドルを支払え」
12時間後、再び誘拐犯のステファンから連絡が入る。
「身代金は2つの紙袋に入れ…」
そこで電話は切れてしまった。
この時、誘拐したステファンはパニック状態だった。
グレアムに飲ませた薬の量が多すぎたため、オーバードーズで死んでしまったからだ。
そこから誘拐犯の連絡は途切れてしまい、数日後、警察は人気のない場所で、グレアムの遺体を発見した。
警察は、グレアムの遺体に付着していたピンク色の物質から、犯人の家を特定し、誘拐犯のステファンは逮捕。
終身刑が言い渡された。

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