【全部実話】怖い失踪事件まとめ…神隠しの如く消えた人達に何が…?

未解決失踪事件6「ハリウッド女優と謎のメモ」

Hollywood

ジーン・スパングラーは、ハリウッド黄金時代の女優で、その美貌で一躍スターとなった。

が、そんな彼女は突然姿を消した。

1949年10月7日

ジーンは別れた夫と子供の養育費のことで話し合う予定だったが、約束の場所に姿を現さず全く行方がわからなくなってしまった。

警察が必死に捜索すると彼女の財布が発見されたのだが、その中にはジーンが書いたと思われる奇妙なメモが入っていた。

カーク、もう待てない。

スコット博士を見に行く。

母親がいなくても、この方法ならうまくいく

このカークとは誰なのか?

候補として上がったのは、当時、ジーンと映画で共演していた名優カーク・ダグラス。

疑いを向けられたカーク・ダグラスだが、彼とジーンは親しい間柄ではなかったそうだ。

そしてもう一人、捜査線上に名前が上がったのは妊娠中絶医のカークという医者。

このカーク医師には、元患者の女性を脅迫した前科もあった。

しかし、決定的な証拠や真犯人は見つからず、現在もジーン・スパングラー失踪事件は未解決のまま。

未解決失踪事件7「アイリーン・モア灯台事件」

アイリーン・モア灯台事件

1900年12月…

イギリスのスコットランド沖にあるアイリーン・モア島の灯台に、住み込みで働いていた男3人が謎の失踪を遂げた。

もともとアイリーン・モア島の周辺は海の難所として知られていて、天候の悪い夜の航海には灯台の光が欠かせなかった。

まさに絶海の孤島で、3人の他には誰も住んでいないため、2週間おきに灯台守の男たちへ食料や水が届けられることになっていた。

しかし、1900年12月26日に定期船がアイリーン・モア島へ到着すると、そこには誰もいなかった。

緊急時のためのボートは残されていて、灯台の内部が荒らされた様子もないし、仕事を放棄して逃げ出すような男たちでもなかったと言う。

調査の結果、3人のうちの1人が書いていた日誌が発見された。

12月12日

北西から暴風雨。全て順調。デュカットが怒りっぽい。

12月13日

相変わらずの暴風雨。デュカットはとても静か。マッカーサーは祈りを捧げている。

12月15日

嵐が静まった。神はどこにでもいる。

日誌は、そこで終わっていた。

しかし、日誌には12日、13日と天候が悪かったと書かれているが、実際には、嵐のような暴風雨が吹き荒れたような事実はなかったそうだ。

また、同僚の行動を観察しているような記述が不自然だと指摘する声もある。

果たして彼らは絶海の孤島から、どこに消えてしまったのか?