筋肉があれば女子にもモテモテ、絡んでくるヤンキーを返り討ちにして、笑いも取れてしまいます!!
21歳のロシア人青年キリル・テレシンも、ムッキムキの筋肉に憧れていた男の一人。
でも理想のムッキムキに到達するには、タンパク質豊富な食事を続けつつ、途方もない努力をしなければなりません。
そこでキリル青年は、こう考えました。
「筋トレとかマジでダルいから…サクッとアレ射っちゃおう」
ロシアのポパイはシンソール注射でムッキムキ
で、筋トレをせずにアレを討ったキリル青年の筋肉がコチラ…
まさに、はち切れんばかりに膨張した極太の上腕二頭筋…
まるでホウレンソウでパワーアップしたポパイのようです!!!
胴体から生ハムの固まりのヤツが生えてきたみたいな感じで、いかにも不自然ですが、この筋肉を実現するためにキリル青年が使用したのは、プロテインでもアミノ酸でもなく「シンソール」と呼ばれる合成油とのこと。
合成油脂のシンソールは、肉体に注射することで筋肉を大きく見せる効果があり、美容整形やボディービルなどで使われているそうです。
キリル青年は、このシンソールを射つことで上腕二頭筋と三頭筋を膨張させ、漫画に登場する突然変異のミュータントファイターのようなビジュアルにトランスフォーム。
彼は、これまでに数リットルのシンソールを腕の筋肉にブチ込み、その大きさを維持するため、定期的に追加の注射も欠かせないとか。
「腕と身体のバランス悪いだろ!!」
という周囲からのツッコミも無問題。
キリルは上腕二頭筋と三頭筋にしか興味がないようで、何を言われようと今後もシンソール注射を打ち続け、いつの日か世界一の上腕二頭筋記録を樹立することを夢見ているそうです。
ところが、と言うか、やはり不自然に筋肉を膨張させるシンソールが身体に良い訳もなく、このままキリル青年が注射を打ち続ければ最悪のトラブルは待ったなしなんだとか…
シンソール注射で筋肉痛より辛い激痛…
筋肉を大きく見せることが出来る合成油脂シンソールは、ボディービルの世界でも大会前にチョロっと注射して、筋肉を仕上げる選手も珍しくないとか。
ただ、キリル青年によれば、無茶してシンソールを射ち続けているため、筋肉の痛みはハンパじゃないとか。
「僕ぐらい腕を太くするためには、君の腕にも数リットルのシンソールを射たなければいけないよ。
でも、この注射の影響で40℃の高熱が出てベッドの中で死にかけたこともあったけど結果オーライさ」
良く言えばポジティブ、悪く言えばノーフューチャーなキリル青年ですが、シンソール注射には医師も警告を発していて「肺塞栓症」「神経損傷」「感染症」「脳卒中」など、シャレにならない後遺症が付きまとうそうです…
日本でシンソールが手に入るのか定かではないですが、ウケ狙いでもやめといた方が懸命じゃないでしょうか?