双極性障害の有名人④ラッセル・ブランド
イギリス出身のコメディアンで、ハリウッド映画にも出演するラッセル・ブランドは、双極性障害、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断されている。
母子家庭で寂しい少年時代を過ごしたラッセル・ブランドは、やがてドラッグやアルコールに依存して何度も人生を踏み外しかけ、2010年には歌手ケイティ・ペリーと結婚するも2年で破綻している。
自伝の中では、双極性障害や薬物乱用のつらい過去を振り返っている。
双極性障害の有名人⑤カート・コバーン
オルタナティブロックバンドNIRVANAで、グランジブームを巻き起こし時の人となったボーカルのカート・コバーンは、幼少期にADHD注意欠陥・多動性障害と診断され、成長すると双極性障害の症状が顕著になるが、彼は治療を望まなかった。
しかし、カートの鬱症状は悪化していき、1994年にショットガンで頭部を打ち抜き、27歳の若さで死亡した。
自殺する直前のカート・コバーンの様子は、2005年に公開されたガス・ヴァン・サント監督の映画「ラスト・デイズ」でも描かれている。
双極性障害の有名人⑥デミ・ロヴァート
幼い頃からショービジネスの世界で活躍するアイドル歌手、女優のデミ・ロヴァートは、18歳の時に薬物中毒と自傷行為の治療のため入院。
その際に双極性障害と診断されている。
2012年には、MTVで双極性障害に悩まされるデミ・ロヴァートのドキュメンタリーが放送された。