ロールプレイングゲームには、よく呪われたアイテムが登場して、装備するとステータス異常を引き起こします。
現実の世界でも、悪霊が取り憑いているなどと噂される美術品が存在し、高額で取引されることも。
今年12月、イギリスで開催されるオークションへ、こちらの「いわく付きの鏡」が出品されることになりました。
タイタニックのお宝

Photo|mirror.co.uk
草花の細工が施されたシルバーフレームの鏡で、約100年ほど前につくられたものなんですが、毎年1回、この鏡の中に亡くなった人物が姿を現すと、言われているのです。
その人物こそ、あの豪華客船タイタニック号が沈んだ際に舵をとっていたエドワード・ジョン・スミス船長なのです…
沈没した日に船長の顔が映る鏡
1912年4月14日23時40分…
イギリスの豪華客船タイタニック号は、北大西洋で氷山と衝突し、約2時間40分後に沈没してしまいます。
この時、1500人のも乗客と一緒に、船の舵をとっていたエドワード・ジョン・スミス船長も62歳で帰らぬ人となります。
当時、エドワード船長の自宅でメイドとして働いていたエトワインさんは、船長亡き後に、記念の品として、化粧台の上に置かれていたシルバーフレームの鏡を譲り受けました。
船長との大切な思い出の品なのですが、その後、エトワインさんは、近親者に気になる発言をしていたのです。
「年に1回、タイタニック号が沈没した日になると、鏡にエドワード船長が映るの…」
何とも不気味な逸話を持つ鏡は、その後、何人かの手に渡り、現在はデビッド・スミスさんが所有。
それが、来月開催されるオークションへ出品されることになったのですが、一体全体いくらで落札されるのでしょうか?