Google Earthで22年前の失踪事件が解決
2019年8月…
かつてフロリダ州パームビーチ郡に住んでいた人物が、Google Earthで昔の住居などを閲覧していた。
すると、住宅地近くの人工的に作られた池の中に、車のようなものが沈んでいるのを発見した。
元住民は、かつての隣人に「お宅の近くの池に車が沈んでいるかも」と連絡。
連絡を受けた住民は池の上空にドローンを飛ばして、確かに車が沈んでいることを確認。直ちに近隣の保安官事務所へ通報を入れた。
すぐに警察が手配して、長時間沈んでいたと思われる車を引き上げたところ、中からは男性の白骨化した遺体…。更に詳しく調べると、それは1997年から行方が分からないままになっていたウィリアム・モルトの遺体だったことが判明した。
池の水は酷く濁っていて車は藻の影に隠れていたようなので、これまで発見に至らなかったようだ。
今となっては、なぜモルトが池の中に落ちたのか本当の原因は分からない。
しかし事件解決のきっかけとなった衛星写真は、2007年頃からGoogle Earthで誰もが閲覧できる状態だったことが後に判明。
もしかすると、Google Earthには他にも未発見の行方不明者が…