奇病「ビール自動醸造症候群」勝手に体内で酒が出来アル中疑惑に!?

甘い飲み物で血中アルコール濃度が跳ね上がる

2019年5月、マークさんは胃腸の専門病院を受診。

甘い飲み物を飲んだ前後の血中アルコール濃度を検査すると、信じられない結果が出た。

なんと、甘いものを飲んだだけで血中アルコール濃度が跳ね上がったのだ。

医師の診断結果は「ビール自動醸造症候群」または「腸発酵症候群」。

腸内の微生物が勝手に糖分をアルコールに醸造してしまうため、一滴も酒を飲んでいなくても酔っ払っているような状態になってしまう奇病で、これまでに症例が60件ほどしか報告されていない。

詳しい原因は分かっていないけれど、抗生物質を飲んだことによる腸内環境の変化が、きっかけになることもあるとか。

まだ効果的な治療方法は確立されていないため、マークさんは腸内醸造の原因となる糖質や炭水化物を口にしないよう心がけている。

「イタリア系アメリカ人なのでピザもパスタも大好物だけど、ビール自動醸造症候群と診断されてからは一度も口にしていません」

子供を車で送り迎えする前には、欠かさず呼気検査を行っているそうだ。

こんな奇病を患う人達も…

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