中国のマクドナルドで集団暴行事件
2014年8月18日
中国山東省招遠市のマクドナルドに6人のグループが入ってきて、いきなり演説を始めた。
店内では多くの人達が食事を楽しんでいたが、おかまいなし。
このグループはキリスト教系のカルト集団に所属する人達で、頻繁に街中で自分たちの信じる教義についての説法を行っていた。
マクドナルド店内にいた人達は、彼らの話を無視していたが、しばらくすると6人グループは店内の人達に「教会から連絡するから電話番号を教えて欲しい」と、接触してきた。
あまりにも彼らがしつこいので、店内の人達は渋々、電話番号を教えていたが、偶然居合わせた主婦ウー・シューヤンは、これを頑なに拒否した。
すると、次第に6人のカルトグループは機嫌が悪くなり激怒した。
「この女には悪霊が取り憑いている」
そう言いがかりをつけた6人は、何の落ち度もないウーをモップや椅子、素手で殴打した。
そして、ウーが倒れ込むと、彼女の顔面を力任せに踏みつけ殺害してしまった。
警察に逮捕された6人は、取り調べに対しても全く罪悪感を示さなかった。
「彼女は悪霊に取り憑かれていたから、殺しても法律的に影響はない。神は私達に味方している」
裁判の結果、理不尽な殺人事件に加担したカルトグループには死刑や終身刑が言い渡された。
マクドナルドのドライブスルーで暗殺事件
2019年6月18日
71歳のシルベスター・ゾットラは、ニューヨークのブロンクス区にあるマクドナルドのドライブスルーに並んでいた。
シルベスター・ゾットラは、ニューヨークのシチリア系マフィア組織ボナンノファミリーの幹部メンバーで、ホットコーヒーを購入するため立ち寄っただけだった。
しかし、ドライブスルーの列に並ぶ彼の車が囲まれ、拳銃が発射された。
複数の銃弾を受けたシルベスター・ゾットラは、その場で死亡。
警察の捜査で、襲撃事件の首謀者として逮捕されたのは、殺されたシルベスター・ゾットラの息子アンソニーだった。
アンソニーは地元ギャングのメンバーで、父親が仕切るギャンブル関係の利権を自分のものにするため、ヒットマンを雇って暗殺計画を実行したのだ。
現在、アンソニーは父親の殺害や複数の重罪で裁判にかけられている。