本当にあったスピリチュアルの怖い話…自分の死は見えなかった占い師達

怖いスピリチュアル事件⑤「ナチスの預言者」

1933年4月7日…

ドイツのベルリン南部の路地で、男性の遺体が発見された。

被害者の男性は、2週間前に失踪したエリック・ジャン・ハヌセン。

今となっては確かめようもないが、エリックは透視能力を持つ超能力者として知られた存在で、占い関連の著書も出版していた。

このエリックの能力はナチスの権力者にも高く買われ、あのアドルフ・ヒトラーの手相を占ったこともあったそうだ。

しかし不運なことに、エリックの隠していた秘密が、ナチスにバレてしまった。

それは、エリックがユダヤ人の家系だったこと。

ナチスに秘密がバレたことを知ったエリックは、自ら姿を消したのだが、遺体となって発見された。

怖いスピリチュアル事件⑥「恋愛相談殺人事件」

自分の死が見えなかった占い師たち

アメリカのカリフォルニア州オレンジカウンティの裁判官は、殺人罪で45歳のターニャ・ネルソンに死刑判決を下した。

ターニャが命を奪ったのは、ベトナム系アメリカ人の間で人気のあった占い師ジェイド・スミス53歳とその娘アニタ23歳。

被告ターニャは「離婚した夫と復縁したい」とジェイドに依頼。

しかし、ジェイドは「元夫を解放してあげなさい」と、ターニャの意に反する助言を与えた。

この対応に殺意を抱いたターニャは、2005年にジェイド・スミスと娘を刃物で殺害したのだ。

親子の遺体には全身に無数の刺し傷が残っていた…