23歳の女性が突然、音信不通となり行方が分からなくなる事件が発生した。
誘拐事件を疑った警察は大規模な捜索を開始。ヘリコプターまで投入して消えた女子大生の行方を追った。
が、この誘拐事件の結末は、あまりにもバカバカしかった…
女性誘拐事件と警察の大規模捜索
そもそもの始まりは2023年5月1日の夜…
アメリカのペンシルベニア州に住む23歳のクロエ・ステインが「道で警察官に呼び止められた」と彼氏にテキストメッセージを送った直後から、行方がわからなくなってしまった。
何度連絡しても応答がないため、心配した彼氏は警察に通報。間もなく、クロエの車が道端に乗り捨てられているのが発見される。車内にはクロエのスマホが残されていた。
「警察を偽る何者かに誘拐されたのではないか…?」
クロエの身を案じた警察は大規模な捜索を開始。ヘリコプターを投入して上空からも手がかりを探した。
そんな懸命な捜索が続いていたが、事件発生から20時間後の5月2日に予想外の展開が起きた。
知人の家でくつろいでいるクロエが警察に発見されたのだ!!!!
誘拐事件は全て自作自演だったことが発覚
「仮面をかぶった男から頭に拳銃を突きつけられて…でも開放されて…」
クロエは本当に怪しい男から誘拐されたけれど、開放されて知人の家まで徒歩でやって来たと供述した。
が、彼女の供述には一貫性がなくコロコロ変わるため、怪しんだ警察が追求すると…
「誘拐事件は自分の自作自演でした…大学中退したのが家族にバレたくなかったんです…」
全てはクロエ・ステインの自作自演だったことが発覚した。
彼女はアメリカの州立大学の中でも屈指の名門校ペンシルベニア州立大学に通う女子大生だったが、1年半ほど前に中退。
その事実をクロエは家族に秘密にしていた。しかし、中退していなければ出席するはずだった卒業式が目前に迫ってきてしまいクロエピンチ。
苦肉の策として「誘拐されていて卒業式に出られなかったことにしよう」という考えに至り、実行に移したのだ。
なんとも自分勝手でバカバカしいけれど、大勢の警察官を巻き込んでヘリコプターまで飛ばしてしまい、クロエの捜索には数万ドルの費用がかかってしまっている。
「無事で何より」と笑って済ませてくれるわけもなく、クロエは犯罪の虚偽報告や公務執行妨害など、4つの容疑で逮捕起訴されることになった。
果たして、これから待ち受ける裁判で迷惑系大学中退女子に、どんな判決が下されるのか…?
こんな本当にあった仰天ニュースも!?
