現在「人類史上、最も長生きした女性」の記録は、1997年8月4日に122歳と164日で亡くなったフランス人のジャンヌ・カルマンさん。
…だとされています。
100年前は今よりも戸籍の管理が徹底していなかったので、インドネシアには146歳まで生きた男性なども存在したんですが、出生の証拠に信憑性が乏しいなどの事情で、国際的には認められませんでした。
フランス人のジャンヌ・カルマンさんは確実な証拠を持つ中で、最も長生きしたことでギネスワールドレコーズにも認定され、現在でも記録は破られていません。
しかし、そんなジャンヌさんの記録に疑問を投げかける人物が現れたのです!!!
【詐欺】「人類史上最高齢の女性は娘の替え玉」説
ジャンヌさんの記録にイチャモンをつけているのは、ロシア人の系図学者ユーリ・デイギン氏。
「実際のジャンヌ・カルマンさんは1934年に亡くなっていて、彼女の娘イボンヌさんがジャンヌさんに成りすましていたんです。娘はジャンヌさんより22歳若かったので、亡くなったときの実年齢は100歳だったと考えています」
なんと、フランス政府やギネスワールドレコーズも認めた人類最長寿のジャンヌ・カルマンさんは「娘の替え玉だった」と衝撃の説を唱えたのです。
公式に残されているフランスの記録では、ジャンヌさんの娘イヴォンヌさんは1934年に30代で亡くなったことになっています。
しかし、ユーリさんによれば「ジャンヌさんの夫は、相続税の支払いを回避するため、妻が亡くなったにも関わらず、娘の死亡届を提出した」とのこと。
相続税の支払いを回避した後も、イヴォンヌさんは母の替え玉として実年齢に22歳サバ読んで、生活していたため、結果的に人類史上最も長生きした人物となってしまったとか。
※こちらはジャンヌさん120歳の誕生日を祝う映像
ただ、これはロシア人ユーリ・デイギン氏の仮説なので、ジャンヌさんが娘と入れ替わっていた確証はありません。
ユーリさんは、自分の説が正しいことを証明するために、ジャンヌさんの遺体を掘り起こして調査することを希望していますが、フランス政府の関係者は「私達は、彼女の年齢に少しでも疑問を抱くようなものを見たことはない」と反論。
もし「娘の替え玉説」が本当だったとしたら、それはそれで映画になりそうな数奇な物語に思えるのですが…