中国四川省の寺院には、1000年ほど前に制作された仏の石像が祀られているのですが、長い年月を経て全体的に変色していました。
それも歴史的な趣があって、ありがたく見えたのですが…

Photo|shanghai.ist
なんと人知れず仏様がカラフルなお姿にリニューアルしていたことが発覚!!!
考古学者や中国国民を唖然とさせる事態となっております!!!!
[originalsc]
1000年前の仏像が修復失敗で批判殺到
1000年の歴史を帳消しにしてしまうほど、ドギツく濃淡のないカラーリングは、まるでドラッグ中毒者の幻覚を具現化したかのような仕上がり…

Photo|shanghai.ist
この劇的ビフォーアフター画像がネットに出回ると、中国の人たちからは手厳しい意見が続出。
「まるで文化遺産に見えないよ。これじゃあ漫画だ」
「数百年後の考古学者は不思議に思うだろうね。昔の人は本当に、この仏像が良いと思っていたかってね」
「文化遺産の破壊行為だ。責任者は処罰されて当然!!」
あまりにも批判的な意見が殺到してしまったので、地元政府も言い訳コメントを発表したのですが…
仏像修復失敗の言い訳は…?
ネットでの批判を受けて、地元政府は次のように発表。
「修復作業は、1995年に地元の人が資金を集めて勝手にやった」
なんと、この珍事件は20年以上問題になっていなかったんです。
地元の人たちに悪気があったわけじゃないと思うんですが、素人丸出しの修復はあまりにも残念…
つい最近、スペインでも同様に由緒あるお宝が残念なことになったばかり。
お宝の修復は専門家に任せましょうね!!!
こんな海外の芸術作品に関する仰天ニュースも!?
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