眠りたいのに眠れない不眠症は、精神的にも肉体的にも非常にキツい。
一方、起きたくても目覚めることが出来ず、普通では考えられないほど眠り続けてしまう「過眠症」に苦しんでいる人達もいる。
インドネシアに住む16歳の少女は、謎の多い睡眠障害「眠れる森の美女症候群」を患っていて、本人の意志に反して、1度眠りに落ちると1週間以上も夢の世界から戻ってくることが出来ない…
眠れる森の美女症候群と16歳の女子高生
インドネシアの南カリマンタン州に住むシティ・ライザ・ミランダは、同年代の子供達と変わらない少女時代を過ごしていた。
ところが、ミランダが13歳になった頃から、困った症状が現れるようになった。
発作的に強力な睡魔に襲われると、何日間も眠り続けてしまうのだ。
心配した両親が病院へ連れて行くと、医師は「クライン・レビン症候群」と診断した。
これは数日から数週間に渡って睡眠状態が続く障害で、眠れる森の美女症候群とも呼ばれる。
現在16歳のミランダは、本来ならば高校に通う年齢だが、いつ発作が出るかわからないため、学校はオンラインスクール。
そして、眠り続けるミランダの世話をする家族も苦労が多い。
定期的に寝ぼけているミランダに食事を食べさせ、トイレにつれていかなければならない。
両親はミランダが同年代の子供達と同じように生活できるよう、眠れる森の美女症候群からの回復を望んでいるが、世界的に見ても発症者が非常に少ない睡眠の奇病で、原因や有効な治療法も特定されてはいない。
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