未解決の主婦失踪事件の謎が11年後に意外すぎる形で解決!?

失踪から11年後に名乗り出た女

2013年5月…フロリダ州の保安官事務所を初老の女性が訪れた。

「私、11年前に失踪したブレンダ・ヘイストです…」

54歳になり、すっかり老け込んだブレンダが突然名乗り出たのだ。

彼女は失踪の経緯を次のように語った。

「子供たちを学校へ送った後に、地元の公園に立ち寄ったんです。そこでヒッチハイクで旅をしている二人組と知り合って雑談していると、離婚の悩みとか経済的な不安で泣き出してしまったんです。すると彼らが一緒にヒッチハイクの旅に出ようと誘ってくれたんです」

日常生活に嫌気が差していたブレンダは、思いつきでヒッチハイク旅の誘いに乗ることにしたそうだ。

夫も子供も捨てて、気ままにアメリカ各地を放浪。11年間もホームレス生活を続けていたそうだ。

こうして一つの失踪事件が解明されたけれど、納得いかないのは誘拐や殺人の疑いをかけられ辛酸を嘗めた元夫リー・ヘイストと、成長した2人の子供だ。

せっかく新たな生活がスタートしていたのに、今さら戻ってこられても困るし、生活費だって援助したくない。絶対に関わりたくないと大激怒。

身勝手な失踪事件によって出来た溝は、全く埋まらなかったそうだ…