本当にあったスピリチュアルの怖い話…自分の死は見えなかった占い師達

怖いスピリチュアル事件③「占い師の刺殺体とキャンドル」

自分の死が見えなかった占い師たち

2004年5月…

イスラエルの精神病院内のキッチンで、ナタリア・ビニャシビリが遺体で発見された。

63歳のナタリアは人気の占い師だったが、最後には何者かに刺殺され、この世を去った。

警察の捜査で容疑者として浮上したのは、ナタリアのハトコにあたる42歳のミハイル・ネシモフ。

ミハイルには、いくつもの前科があり、ドラッグを常用していたうえ、日頃からナタリアに寄生して金をむしり取っていた。

現場から採取された犯人の血痕とミハイルのDNAが一致したことで警察は逮捕に踏み切り、殺人罪で起訴。

ナタリアがミハイルの要求を断ったため、殺人事件に発展してしまったのだが、一つだけ不思議なことがある。

警察が現場の精神病院に駆けつけた時、ナタリアの遺体の直ぐ側でキャンドルに火が灯っていたこと。

それは自分の死を予見したナタリアが自分で火をつけたのか…詳しくはわかっていない。

怖いスピリチュアル事件④「ゴミ溜めからセレブ占い師」

2002年…

ゴミだらけの側溝から、ジャマイカでは有名な占い師で28歳のサファ・アサントラが遺体で発見された。

遺体は全身がアザだらけで腰には電気コードが巻かれ、額と左脇の刺し傷が致命傷となっていた。

アサントラはテレビで冠番組を持ち、ニュースメディアでコラムを執筆するなど、多くの支持者を集めていた。

警察が容疑者として目をつけたのは、遺体発見の前日にアサントラと一緒にいる場面が目撃されていたクリストファー・ディクソン。

警察は、目撃情報と遺体発見までの約9時間の間に、ディクソンがアサントラを殺害したと結論付け逮捕。

裁判の結果、ディクソンは殺人罪で有罪判決を受け、終身刑を宣告された。