【全部実話】怖い未解決事件まとめ…本当にあった凶悪犯罪のヤバイ謎

無罪判決は正しかったのか?

tent

1977年4月。

オクラホマ州のキャンプ場で、ガールスカウトの少女たちがテントを張って宿泊していた時、不気味な出来事がおきた。

カウンセラーとして参加していた女性のテントが何者かに荒らされ、ドーナツが盗まれていた。

さらに、テントの中には不気味なメモが…

「近いうちに三人の女の子が、このキャンプ場で殺されるだろう」

カウンセラーは同僚に相談したが、イタズラだと結論づけてしまった。

2ヶ月後の6月12日。悪夢のような事件が起こった。

その日もキャンプ場ではガールスカウトが行われていたが、夜になると激しい雷雨が降り注いだ。

翌朝、シャワーに行こうとしたカウンセラーが、ガールスカウトに参加していた8〜10歳の少女3人が寝袋に入ったまま殺されているのを発見。

3人の遺体はテントから150m離れた場所に放置されていた…

この事件の捜査にあたった警察は犯人に心当たりがあった。

それは当時、刑務所から脱走し指名手配されていた34歳のジーン・ルロイ・ハートという男。

いくつもの前科がある札付きの悪で、キャンプ場周辺の地理も熟知していた。

警察はすぐにジーンを指名手配。なかなか発見にいたらなかったが、翌年の4月にジーンは逮捕された。

彼は、事件が発生した地域の森に点在する洞窟を根城にして、居場所がバレないよう複数の拠点を移動しながら生活していたのだった。

その後の捜査で、ジーンが生活していた洞窟からは、カウンセラーが所有していたサングラスが発見され、現場に残されていた足跡も一致した。

さらに、洞窟には不気味なメッセージが刻まれていた。

「殺人鬼はここにいる あばよ愚か者ども 1977年6月17日」

この日付は、少女たちが遺体で発見された4日後を指していた。

その後、殺人罪で裁判にかけられたジーンだが、結果は証拠不十分で無罪。

脱走の罪では収監されたが、結局、1979年に心臓発作を起こし医療刑務所でこの世を去った。

果たして、容疑者は本当に無罪だったのか?

事件から40年が経過したが、真相は明らかになっていない。