最恐の「怖い話」まとめ…超閲覧注意な海外の怪談短編集

最恐の「怖い話」まとめ…超閲覧注意な海外の怪談短編集

怖い話 其ノ四「地下室の犬」

「絶対に地下室に入ってはいけません」

ママは、いつも私にこう言うの。

だけど私は、どうしても地下室から聞こえる音が何なのか知りたかったのね。

子犬の鳴き声みたいだったから、どんなワンちゃんなのか興味があったの。

ある日、私はママに内緒で地下室へ降りてドアを開けたんだけど、そこには子犬なんていなかったの。

私が地下室に入ったことに気付いたママは、慌てて私を連れ出して叫んだわ。

「何を見たの!?」

これまでママに怒られたことなんて無かったから、怖くて泣いちゃった。

私は、二度と地下室には入らないと約束して、ママからクッキーをもらったの。

だから、地下室で子犬のような声を出していた男の子のことを聞くのはやめたよ。

何で手や足が無いのか気になったけれどね。

 

怖い話 其ノ五「弟のチャーリー」

弟のチャーリーが、病院に戻ってしまうのは嫌だ。

お父さんと、お母さんは、チャーリーの病気について何度も説明してくれた。

チャーリーには、あまり薬が効かないらしい。

「チャーリーと一緒じゃないと、何をやっても退屈なんだ」と文句を言うと「チャーリーはもっとつらいんだよ」と言われた。

病院の暗い部屋に閉じ込められてるチャーリーを想像すると、嫌な気持ちになる。

僕はいつも「チャーリーに最後のチャンスをあげて」と頼んだ。

でも…

チャーリーが帰ってくると、いつも何かが起こるんだ。

オモチャの金庫の中には、目玉のえぐり取られた近所の家の猫が入っていたり、通りの向こうにある公園のすべり台にパパのカミソリが落ちていたり、ママのビタミン剤とお菓子の乾燥剤が入れ替わっていたり…

チャーリーがいなくなるのは本当に嫌だ。

チャーリーが帰ってくるまで、また僕は普通にしていなきゃならないから…

 

怖い話 其ノ六「オーブンの中の女」

1983年の夏…

ミネソタ州ミネアポリスの近くにある静かな田舎街でのこと。

小さな農場のオーブンから女性の焼死体が発見された。

現場となった農家のキッチンには、三脚で立てられたビデオカメラが残されていた。

しかし、カメラの中にはテープが無くからっぽ。

当初、警察は殺人事件として捜査を進めていたが、後に、農場の井戸からビデオテープが発見され、捜査員は頭を抱える。

回収されたテープは状態こそ悪かったが、音声無しで映像だけは再生することが出来た。

そこには、遺体の発見されたキッチンでオーブンの前に立つ女性が映っていた。

女性はオーブンを開けると、何を思ったか自分から中へ入ってしまい、中からオーブンを閉じてしまった。

映像は続く…

8分後、オーブンが激しく揺れ、次第に黒い煙がキッチンへ充満していく…

その後、映像はカメラのバッテリーが切れて45分後に終了した。

警察は周辺住民の混乱を避けるため、テープを発見したこともショッキングな映像の内容についても公開しなかった。

この事件について警察が頭を抱えた点は2つ。

まず、誰がテープを井戸の中に入れたのか?

そして最大の疑問は、ビデオに映っていた女性と、発見された遺体の身長が全く違っていたこと…

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